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LINEでホームページ作成を依頼するとき、最初に決めるべき一つのこと

「LINE ホームページ作成 依頼」には二つの意味があります。LINE公式アカウントをHP代わりに構築してもらうのか、HP制作をLINEのトークで頼むのか。費用の三つの財布、依頼前の準備物、権限と契約で失敗しない点まで通して解説します。

LINEでホームページ作成を依頼するとき、最初に決めるべき一つのこと

結論:「LINEで作る」のか「LINEで頼む」のかを先に決める

「LINE ホームページ作成 依頼」と検索する店主さんの心配ごとは、たいてい二つのどちらかです。一つは「LINE公式アカウントをホームページ代わりに作ってもらいたい(構築代行を頼みたい)」。もう一つは「ホームページを作りたいけれど、メールの往復や打ち合わせが負担なので、LINEのトークで頼みたい」。この二つは頼む相手も費用の中身も違うので、自分がどちらなのかを決めるだけで、依頼先の選び方はほぼ決まります。

結論を先に言います。LINE公式アカウントは「すでにお店を知っている人への案内板」としては強く、Googleで探してくる新規のお客さんへの「看板」にはなりません。検索から来る人・取引先や求人での信頼・Googleビジネスプロフィールのリンク先にはホームページが要り、リピートの呼びかけやクーポン配信にはLINEが向きます。両方持つ前提で、どちらを先に作るかは商売の入口(新規が多いか、常連が多いか)で決める。そして依頼の手続き自体は、どちらの場合もLINEのトークで完結させられます。この記事では、費用の全体像、依頼前に揃えるもの、トークで頼むときのコツ、権限や契約で失敗しない点まで通して書きます。

LINE公式アカウントは「ホームページ代わり」にどこまでなれるか

できること

中心になるのはリッチメニューです。トーク画面の下に固定される画像のメニューで、メニュー表・アクセス・予約・クーポンなどへの入口をタップで開けます。構築代行会社の多くが「LINE内のスモールホームページ」と呼ぶのはこの部分で、友だち追加した人にとっては、確かにお店の情報の受け皿になります。

構築代行に頼める範囲は、だいたい次のようなものが標準セットです。

利用者の母数は大きく、LINEヤフーの発表(2026年1月29日)によれば、国内の月間利用者数は2025年12月末時点で1億ユーザーを突破しています。配信はブロックされない限り相手のトークに届くので、「見てもらえる確率」という点でメルマガより有利なのは確かです。ただし「開封率は何%」「メルマガの何倍」といった数字は出典を示せないものが多いので、営業資料の数字はそのまま信じないほうが安全です。

できないこと(正直な限界)

使い分けの目安

LINE公式アカウントは店内の案内板として常連客に届き、ホームページは通りに面した看板として検索から来る新規客に届くという役割の違い
LINE公式アカウントは店内の案内板として常連客に届き、ホームページは通りに面した看板として検索から来る新規客に届くという役割の違い
場面LINE公式アカウントホームページ
Google検索からの新規客届かない(検索に載らない)向いている
常連への再来店の呼びかけ向いている(配信できる)待つだけになる
メニュー・料金の一覧リッチメニューで可向いている
予約の受付予約システム連携で可フォームで可
求人・取引先への信頼弱い向いている
無料で始める可(月200通まで)業者次第

常連さんの来店が売上の中心なら、LINEを先に整えるほうが早く効きます。新規のお客さんを検索で取り込みたい、これから開業するという店主さんは、ホームページを先に持ち、その中にLINEの友だち追加への導線を置くのが順番です。

費用は「三つの財布」に分けて見る

LINE公式アカウント構築の費用を三つに分けた図。財布1のLINE本体月額はコミュニケーション0円200通・ライト5,000円5,000通・スタンダード15,000円30,000通、財布2の制作費は5万〜50万円以上、財布3の運用代行は月3万〜30万円の幅
LINE公式アカウント構築の費用を三つに分けた図。財布1のLINE本体月額はコミュニケーション0円200通・ライト5,000円5,000通・スタンダード15,000円30,000通、財布2の制作費は5万〜50万円以上、財布3の運用代行は月3万〜30万円の幅

構築代行の見積もりが分かりにくいのは、性質の違う三つの費用が一枚の見積に混ざるからです。分けて見れば、どこが高いのか、どこを削れるのかが見えます。

財布1:LINE公式アカウント本体の月額(LINEヤフーに払う)

LINEヤフーの公式案内によると、料金プランは三つで、機能の差はなく、無料で配信できるメッセージ数と追加配信の可否だけが違います。コミュニケーションプランは月額0円で200通、ライトプランは月額5,000円で5,000通、スタンダードプランは月額15,000円で30,000通(いずれも税別、初期費用は無料)。コミュニケーションとライトは上限を超える配信ができず、スタンダードだけが従量課金で追加配信でき、追加分は1通あたり最大3円(税別)、月5万通までは3円、5万〜10万通は2.8円と段階的に下がります。

通数の数え方は「送信回数 × 送った友だちの数」です。友だちが300人いて月に4回配信すると1,200通になるので、無料の200通ではすぐ足りなくなり、ライトプランが必要になります。1回の配信は最大3吹き出しまでで、3吹き出し送っても1通と数えます。プランのアップグレードは月の途中でも即時に反映され、ダウングレードは翌月からの反映です。

なお2023年6月1日の料金改定で、旧「フリープラン」は「コミュニケーションプラン」に名称が変わり、無料通数は1,000通から200通に減りました。古い記事やチラシに「無料で1,000通」と書かれていたら、改定前の情報です。

財布2:構築・制作費(一度きり)

複数の比較記事を見ると、構築代行の初期費用は、個人フリーランスや格安業者で5万〜10万円、中小事業者向けの専門業者で10万〜30万円、大手向けの総合支援で50万円以上といった幅で語られています。具体額を明示している会社の例では、nikoplusがLINE公式アカウントの制作料を15万円〜とし、契約後に制作費の約30%を着手金、制作後に残金、納品後に配信方法・クーポン作成・友だちの増やし方・分析を1〜1.5時間レクチャーする、と公開しています。ここまで内訳を書いている会社は少ないので、見積を取るときは「着手金の有無」「キャンセル料」「納品後の説明があるか」を必ず聞いてください。

財布3:運用代行費(毎月)

grillの整理では、配信代行・簡易サポート型が月額3万〜10万円、コンテンツ制作込みの運用代行型が月額10万〜30万円、Lステップ等の拡張ツール構築を含める場合は初期費用が別途かかることがある、とされています。月額3,000円程度の軽いサポートから月額50万円まで開きがあるという調査もあり、「運用代行いくら」という単一の相場はありません。何を毎月やってもらうのか(配信の代行だけか、画像やクーポンの制作込みか、分析レポートと改善提案まで含むか)で決まります。

個人店の総額イメージ(組み合わせの例)

財布1〜3を足すとこうなります。友だち300人・月4回配信・構築を専門業者に頼み・運用は自分でやる場合、制作費10万〜30万円が一度きり、毎月はライトプラン5,000円(税別)だけ。ここに配信代行を頼むなら月3万〜10万円が乗り、Lステップ等を入れるならツールの月額と構築費がさらに別途です。「作ってもらって、配信は自分でやる」のが、小さなお店にとって一番財布に優しい形です。

依頼前に用意するもの

構築代行でもホームページ制作でも、見積の精度と納期を左右するのは「最初に何が揃っているか」です。次のものを用意してから声をかけると、往復が減ります。

LINEで送るときは、写真はまとめて一度に送信し、営業情報は一つのメッセージに全部まとめると、制作側が探し回らずに済みます。トークの種類によってはアルバムやノートで整理できる場合もありますが、使えないトークもあるので、「一つのメッセージにまとめる」を基本にしておけばどこに頼んでも通用します。

トークで頼むとき、こう頼むと楽(どの会社でも)

ここは店主さん側の行動指針です。頼む相手が個人でも会社でも、次のように頼むと自分の手間が減り、あとで揉めにくくなります。

「LINEで依頼するのは失礼では」と心配する店主さんもいますが、トークでの受付を掲げている相手に対して失礼にはなりません。対面や電話が必要かは相手次第で、必要なのは「条件を書面で残すこと」であって「会うこと」ではありません。

権限・契約・個人情報で失敗しないために

管理者は自分、制作側は運用担当者

一番多いトラブルは、制作会社がアカウントの管理者のまま納品し、契約が終わった後に店主さんが触れない、というものです。LINE公式アカウントには管理者と運用担当者などの権限の区別があるので、アカウントの管理者は店主さん自身にし、制作側は運用担当者として招待する形にしてください。開設代行を頼む場合も、自分のメールアドレスで作ってもらい、最初から自分が管理者になるよう指定します。この申し出に応じない相手は、依頼先を見直す材料になります。

個人と会社、どちらに頼むか

クラウドソーシングで個人に頼むほうが安く、会社に頼むほうが体制がある、と言われがちですが、店主さんにとって差が出るのは「納品後に連絡がつくか」「権限の扱いが正しいか」「説明の時間があるか」の三点です。これは個人か会社かでは決まりません。どちらに頼むにしても、上の権限設計と、納品後の質問窓口の有無を先に確認すれば、失敗の大半は避けられます。

契約はトークだけにしない

トークでのやり取りは書面としては弱いので、金額・キャンセル規定・納品物の範囲・制作物の著作権の扱いは、PDFなどで別に残してもらいます。友だちリストやチャット履歴は個人情報なので、運用代行まで頼む場合は、秘密保持や委託の扱いを契約に入れてもらうのが基本です。

資格名と「公式」表現の見方

「LINE Green Badge」「認定パートナー」などの資格名は、その担当者や会社が本当に持っているかを確認してください。第三者の実績を自社の事例のように見せる例もあります。また「LINE公認」「LINEヤフー公式」といった表現を制作会社が名乗ることはできないので、そう書いてある相手は注意が要ります。

認証済アカウント(青バッジ)

認証済アカウントの申請自体は店主さん自身でもでき、審査するのはLINEヤフーです。代行会社ができるのは申請の準備と入力までで、審査を通す約束はできません。必要な情報は業種や時期で変わるので、依頼先に「何を用意すればよいか」を具体的に聞いてください。

納期は「素材が揃った日」から数える

納期の目安を明記している構築代行会社は、私たちが見た範囲ではほとんどありません。理由は単純で、写真や営業情報がいつ揃うかで納期が大きく変わるからです。ですから納期は業界の目安を探すより、見積と一緒に「素材が揃ってから何日で公開か」を書面で出してもらうのが確実です。

参考として番頭の実測を一つだけ。公開している事例では、鎌倉の古民家カフェの5ページのサイトを、ご依頼から約90分で公開しました。これだけ短いのは、AIが実制作を担って工数を極端に圧縮しているためで、人が一枚ずつ作る前提の制作会社とは構造が違います。それとは別の一般論として、素材が最初に揃っていればどの会社に頼んでもヒアリングの往復が減り、公開は早まります。

補助金が使える場合がある

デジタル化・AI導入補助金や小規模事業者持続化補助金などで、LINE構築やホームページ制作の費用の一部を賄える場合があります。ただし制度と対象は毎年変わり、申請の時期も限られるので、「使える」と断言する会社より「最新の公募要領を一緒に確認しましょう」と言う会社のほうが誠実です。補助金ありきで契約を急がされたら、一度立ち止まってください。

業種別リッチメニュー構成の例

リッチメニューは6分割が定番で、業種ごとに「一番押されるボタン」が違います。依頼時に「うちはこの構成で」と伝えると、デザイン案が一発で近づきます。

いずれも「予約」か「問い合わせ」を左上か中央の一番目立つ位置に置くのが基本です。ホームページを持っている場合は、詳しい説明はホームページへリンクし、リッチメニューは入口に徹するほうが、更新の手間が片方で済みます。

よくある質問

LINE公式アカウントはホームページの代わりになりますか?両方必要ですか?

友だち追加した人への案内板としては代わりになりますが、Google検索には載らないので、新規のお客さんを検索で集めたいなら代わりになりません。常連への配信はLINE、検索と信頼はホームページ、と役割を分けて両方持つのが基本で、どちらを先に作るかはお客さんの入口で決めます。

LINEのトークだけでホームページ制作の依頼や打ち合わせはできますか?対面や電話は必要ですか?

できます。写真と営業情報をまとめて送り、デザイン案はスクリーンショットで修正指示を出せば、会わずに公開まで進められます。対面や電話が必要かは相手の方針次第で、大事なのは会うことではなく、金額や条件をPDFなどの書面で残すことです。

アカウントの管理者権限は誰が持つべきですか?制作会社に握られませんか?

管理者は必ず店主さん自身にし、制作側は運用担当者として招待します。開設代行を頼む場合も、自分のメールアドレスで作ってもらい、最初から自分が管理者になるよう指定してください。応じない相手は依頼先を見直す材料になります。

Lステップなどの拡張ツールは必要ですか?標準機能で足りますか?

小さなお店なら、リッチメニュー・クーポン・ショップカード・自動応答・一斉配信という標準機能で足りることが多いです。拡張ツールが要るのは、回答内容で配信を出し分けたい、予約システムと深く連携したい、といった段階になってからで、ツールの月額と構築費が別途かかります。

作ってもらった後、自分で更新や配信はできますか?使い方は教えてもらえますか?

配信やクーポン作成は管理画面から自分でできますが、リッチメニューの画像差し替えなど、デザインが絡む部分は自分では難しいことがあります。納品時にどこまで自分でできるかの線引きと、レクチャーの有無・時間を見積の段階で確認してください。

今日できること、任せるべきこと

今日自分でできる一手は、LINE公式アカウントを自分で開設することです。初期費用は無料で、コミュニケーションプランなら月額0円。自分のメールアドレスで作れば、その時点で管理者は自分です。プロフィールに営業時間と住所を入れ、レジ横に友だち追加のQRコードを置くところまでは、業者がいなくても今日できます。

その先のリッチメニューのデザイン、拡張ツールの構築、そしてGoogleに載るホームページ側は専門領域です。頼むときに見る点は三つ。見積が「LINE本体の月額」「制作費」「運用費」に分かれているか、管理者権限が自分になるか、納期と条件を書面で出すか。この三つが揃わない相手は、安くても後で高くつきます。

いちばん楽な扉は、ホームページ側をまるごとホームページ番頭に任せることです。番頭ではLINEのトークに写真と営業情報を送っていただき、要望のやり取りもトークで進めて公開まで行きます。月額4,900円(税込)に制作費・サーバー代・ドメイン代・修正対応がすべて含まれ、初期費用0円、最低契約期間も違約金もなく、修正・更新は回数無制限です。今のホームページがある場合は、内容を取り込んで作り直す引っ越しにも追加費用なしで対応し、独自ドメインの持ち込みはメールが壊れないよう事前に診断してから切り替えます。LINE公式アカウントへの友だち追加の導線も、ホームページの中に置けます。相談はLINE・チャットで申込前後ずっと無料なので、「うちはLINEが先か、ホームページが先か」から聞いていただいて構いません。制作事例はhpbanto.com/jirei/で公開しています。

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